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【書類選考】ESが通らない人の共通点|採用担当者は「どこ」を見ているか

公開日: 2025/3/10 更新日: 2025/3/10
【書類選考】ESが通らない人の共通点|採用担当者は「どこ」を見ているか

書類選考で「落ちるES」の3大特徴

採用担当者は、一日に何十、何百というエントリーシート(ES)に目を通します。 その中で、内容をじっくり読んでもらう前に「このESはダメだ」と判断されてしまう、残念なESには共通点があります。

1. 読みづらい、分かりにくい

  • 結論が分からない:文章がダラダラと長く、結局何を言いたいのかが最後まで読まないと分からない。
  • 一文が長い:「〜で、〜なので、〜ですが、〜」のように、読点が多すぎて主語と述語の関係が分かりにくい。
  • 具体性がない:「コミュニケーション能力を活かして頑張りました」のように、抽象的な言葉ばかりで、情景が全く思い浮かばない。

採用担当者は、あなたのESを読むのが「仕事」ですが、読解に努力が必要な文章を、親切に読み解いてはくれません。

2. 「あなたらしさ」が見えない

  • どこかで見たような言葉のオンパレード:「主体性」「協調性」「チャレンジ精神」といった人気のキーワードを、具体的なエピソードなしに使っている。
  • 企業の理念を丸写し:「貴社の〇〇という理念に共感しました」と書いてあるが、なぜ、自分のどんな経験から共感したのかが書かれていない。

まるで就活マニュアルから抜き出してきたような、「誰でも書けるES」 は、採用担当者の心に全く響きません。

3. 「なぜ、うちの会社なのか?」が伝わらない

  • 志望動機が「業界」の話で終わっている:「IT業界の将来性に惹かれました」という話だけで、なぜその中でも「うちの会社」なのかが語られていない。
  • どの企業にも言える内容:「貴社の〇〇という事業で、私の△△という強みを活かしたいです」という文章の「〇〇」と「△△」を入れ替えれば、他の会社にもそのまま使えてしまう。

採用担当者は、「うちの会社への熱意が感じられない」「別にうちじゃなくても良いのでは?」と感じてしまいます。

「会ってみたい」と思わせるESの黄金律

では、どうすれば書類選考を通過するESが書けるのでしょうか。

黄金律1:PREP法で「結論」から書く

すべての文章を 「Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(結論)」 の構成で書くことを徹底しましょう。 最初に結論を述べることで、採用担当者は「これから何の話が始まるのか」を瞬時に理解でき、ストレスなく読み進めることができます。

黄金律2:固有名詞と数字で「具体性」を出す

抽象的な言葉を避け、あなただけの「固有名詞」と、客観的な「数字」を盛り込みましょう。

  • NG:「サークル活動でリーダーシップを発揮しました」
  • OK:「部員50名のテニスサークルで、新入生歓迎イベントの企画責任者を務め、前年比120%の参加者を集めました」

黄金律3:「自分の言葉」で「自分の想い」を語る

企業の理念や事業内容に触れる際は、必ず 「自分の原体験」 と結びつけて語りましょう。

  • NG:「貴社の『挑戦を称える』という文化に共感しました」
  • OK:「大学のゼミで、前例のないテーマの研究に挑戦し、教授や仲間から『無謀だ』と言われながらも、粘り強く論文を完成させた経験があります。だからこそ、貴社の『挑戦を称える』文化の中で、私も自分の可能性を試したいと強く感じています。」

まとめ

ESは、あなたから企業への「ラブレター」です。

誰にでも当てはまるような定型文のメッセージでは、相手の心は動きません。

なぜ、他の誰でもなく「あなた」なのか。 なぜ、他の企業ではなく「その会社」なのか。

この2つの問い対して、あなた自身の言葉で、具体的なエピソードを交えて語ること。 それが、書類選考を突破し、次のステップへ進むための唯一にして最強の鍵となります。