OB/OG訪問は「情報収集」と「自己PR」の場
OB/OG訪問は、企業のウェブサイトや説明会だけでは得られない「生の情報」に触れることができる、またとない機会です。 しかし、それは同時に、社員の方にあなたの印象が残り、場合によっては選考に影響することもある「選考の入り口」でもあります。
「お客様」気分で訪問するのではなく、「情報収集」と「自己PR」の2つの目的意識を持って臨みましょう。
訪問前に必ず準備すべきこと
1. 徹底的な企業研究
「御社の事業内容を教えてください」といった、調べればわかる質問をするのは最も失礼です。 企業の公式サイト、IR情報、ニュースリリースなどには必ず目を通し、自分なりの「仮説」を持った上で訪問しましょう。
2. 質問リストの作成
聞きたいことを事前にリストアップしておきましょう。質問は、大きく分けて以下の4つのカテゴリで考えると整理しやすくなります。
- 事業・仕事に関する質問: 仕事のやりがい、困難な点、一日のスケジュールなど
- キャリアに関する質問: 評価制度、キャリアパス、必要なスキルなど
- 社風・文化に関する質問: 社員の雰囲気、飲み会の頻度、ワークライフバランスなど
- 就職活動に関する質問: 志望動機、選考で重視した点など
3. 自己紹介の準備
簡潔に自分をアピールできるよう、1分程度の自己紹介を準備しておきましょう。 大学名、氏名、そして「なぜこの会社に興味を持っているのか」「今日は何を知りたいのか」を明確に伝えます。
当日のマナーと注意点
- 服装: 指定がなければスーツが無難です。
- 時間厳守: 5〜10分前には到着するようにしましょう。
- お礼: 訪問の最後と、帰宅後(当日中)のメールで、必ずお礼を伝えましょう。
- 傾聴の姿勢: 相手の話を真摯に聞き、相槌やメモを取ることを忘れずに。
これだけは聞きたい!質問リスト具体例
仕事のリアルを知る質問
- 「〇〇様が、仕事の中で最も『やりがい』を感じるのはどのような瞬間ですか?」
- 「逆に、これまでで最も『大変だった』ご経験と、それをどう乗り越えられたか教えていただけますか?」
- 「差し支えなければ、〇〇様の典型的な一日のスケジュールを教えてください。」
キャリアの解像度を上げる質問
- 「御社でハイパフォーマーと呼ばれる方々に、共通するスキルやスタンスはありますか?」
- 「〇〇様ご自身の、今後のキャリアプランや目標についてお聞かせいただけますか?」
- 「若手のうちから挑戦できる環境はありますか?具体的なエピソードがあれば教えてください。」
社風との相性を見極める質問
- 「社員の方々は、どのようなキャラクターの方が多いと感じますか?」
- 「仕事終わりに飲みに行かれたり、休日に集まったりするような文化はありますか?」
- 「産休・育休制度の取得実績や、復帰後の働き方について、実例を交えて教えていただけますか?」
まとめ
OB/OG訪問は、あなたの準備次第で、得られる情報の質と量が大きく変わります。 多忙な中、時間を割いてくれた社員の方への感謝と敬意を忘れず、有意義な時間にしましょう。 ここで得たリアルな情報は、あなたの志望動機をより具体的で説得力のあるものにしてくれるはずです。