あなたの「やる気」の源泉はどこにある?
自己分析の目的は、自分の「取扱説明書」を作ることです。 特に、自分がどんな時に「やる気」が出て、どんな時に「落ち込んでしまう」のかを理解することは、自分に合った仕事や環境を見つける上で非常に重要です。
「モチベーショングラフ」は、そんなあなたの感情の波を可視化し、強みや価値観の源泉を直感的に発見するための強力なツールです。
モチベーショングラフの作り方
ステップ1:縦軸と横軸を用意する
- 横軸: 時間軸(小学校、中学校、高校、大学…)
- 縦軸: モチベーションの度合い(プラスとマイナス)
手書きのノートでも、Excelやスプレッドシートでも構いません。
ステップ2:過去の出来事をプロットする
横軸に沿って、過去の印象的な出来事を思い出します。 そして、その時のモチベーションの高さを、縦軸のプラス・マイナスで点(プロット)を打っていきます。
- 例:
- 中学時代、サッカー部でレギュラーになれた(モチベーション:+80)
- 高校受験で第一志望に合格した(モチベーション:+90)
- 大学時代、アルバイトで大きな失敗をした(モチベーション:-70)
- ゼミの研究に没頭し、論文を完成させた(モチベーション:+85)
ステップ3:点を線で結び、出来事を書き込む
プロットした点を線で結び、グラフを完成させます。 そして、それぞれの「山」と「谷」の頂点に、具体的に何があったのかを書き込みましょう。
グラフから「自分らしさ」を読み解く
完成したグラフを眺め、以下の質問を自分に問いかけてみましょう。
質問1:モチベーションが「高い」時(山)の共通点は?
- どんな環境にいましたか? (例:チームで何かに取り組んでいた、一人で黙々と作業していた)
- どんな役割を担っていましたか? (例:リーダー、サポート役、ムードメーカー)
- 誰に、どのように評価されましたか? (例:先生に褒められた、仲間から感謝された)
- 何が「楽しい」「嬉しい」と感じましたか? (例:目標を達成する喜び、新しいことを知る楽しさ)
これらの共通点から、あなたの「強み」や「やりがいを感じるポイント」が見えてきます。
質問2:モチベーションが「低い」時(谷)の共通点は?
- 何が「辛い」「悔しい」と感じましたか? (例:努力が報われなかった、人間関係がうまくいかなかった)
- その状況を、どのように乗り越えましたか? (例:友人に相談した、別の目標を見つけた)
これらの共通点から、あなたの「苦手なこと」や「ストレスを感じる環境」、そして「課題への向き合い方」が見えてきます。
まとめ
モチベーショングラフは、あなたの過去の経験に眠っている「宝物」を見つけ出すための地図です。 グラフの「山」はあなたの強みや情熱を、「谷」はあなたの成長の伸びしろを教えてくれます。
このグラフを片手に、「なぜそう感じたのだろう?」と繰り返し自問自答することで、自己理解が深まり、ESや面接で語るべき「あなただけのストーリー」がきっと見つかるはずです。